2021/10/27
発表会について(担当:天沼沙織)
さいたま市のバレエ教室Ballet Dancer 代表天沼です。ブログの更新がとても遅くなりました・・・すみません。これからジャンジャン投稿予定です。。。
さて今回は、今のクラスの様子などではなく、皆様が気になる話題に少し触れてみようと思います。
バレエ教室の発表会って、華やかで出演させてみたいものの、ご自身がバレエを習ったことがない保護者の皆様には様々な不安があると思います。
保護者のお手伝いは、どの程度?
衣裳は作らなくてはいけないの?
稽古は益々増える?
教室以外の稽古はあるの?
なにより発表会費はいくら?
などなど・・・様々な疑問があると思いますが、これは一般的な回答ではなく「Ballet Dancer」という教室の発表会の疑問についてご紹介したいと思います。ですので、どこの教室も同じではありませんので、あしからず。
まず保護者様のお手伝いは、当日に限りお願いしております。当日はスタッフも人数に限りがありますので、4つのお仕事を分担していただきご協力いただいております。
1つは「受付」
チケットご持参のお客様をお迎えすると共に、もぎりやプログラムの配布をお願いしております。このお仕事は開演前だけですので、開演中はご自身の座席でご観覧いただけます。開演中は保護者様ではなく、OGなどに留守を預かってもらい、上手にまわしてもらっています。
2つ目は「メイク」
開演前(当然ですよね)に楽屋で講師が子供たちのメイクを致しますが、ベースファンデーションまで塗る時間が無いため、ベースファンデーションは保護者の皆様にお願いしております。ただこれも今年はコロナの関係でご自宅でメイクをしてきてからの楽屋入りだったので、もしかしたら今後ベースファンデーションは保護者の皆様にお願いしなくても、中学生以上のお姉さんたちが全部面倒みてくれるかもしれません。ただもちろんお仕事をして頂いたとしても、開演前しかお仕事がありませんので、開演中は座席でご観覧いただけます。
3つ目は「楽屋」
終演後、楽屋を現状復帰していただくお仕事です。現状復帰するためには、朝お子様を送り届けるタイミングで楽屋を一度見ていただき、そのあとは自由。終演後楽屋のゴミがないか確認し、元に戻してご帰宅いただきます。
4つ目は「衣装」
これも終演後、楽屋ごとに衣装を集めて教室まで運んでいただく役目です。終演後、ご来場いただいたご親族とすぐにお食事を取りたいところだと思いますが、そこは快く引き受けてくださる方がいつもいらして、本当に毎回助かっています。
というわけで、Ballet Dancerでは、保護者様のお手伝いは当日のみ。そして開演中は皆様、客席に座ってお子様をご覧になっていただいております。
教室の思いとして、せっかく子供達がたくさん練習したのですから、その成果を保護者様には是非客席で観ていただきたい!という信念があり、そこは今後も揺るがず同じスタイルを貫く予定です。
そして衣装ですが、基本はレンタル衣装を発注しておりますので、保護者様に作っていただくことはありません。但し、Ballet Dancerでは創作作品を手掛けることも多く、その場合レンタルで衣装を全て賄うことが困難です。そのため、今年の発表会で披露した「不思議の国のアリス」の衣装は全て手作りです。ただ、それは衣装部が全て手掛けており、保護者様にはムシ(お子様のサイズに合わせてフックを止める箇所を作ります)を付ける作業だけお願いしました。ムシは手作りの衣装に限らず、レンタル衣装でもお子様の身体に合わせて作る作業がいりますので、そこは保護者様のお手伝いが必要です。
発表会前のお稽古ですが、週1回しかレッスンに通っていないお子様でも、発表会前は全体稽古が増えます。普段同じクラスのお子様だけでなく、教室のクラス全部の子供たちが集まりますので、週末に稽古することが多いです。秋開催の場合は、夏休みの8月と直前月。春開催の場合は、春休みの3月と直前月。これらに週末の全体稽古を行うことが多いです。ただこれも、なるべく土曜か日曜のどちらかに設定し、土日共に稽古を入れるのはなるべく避けています。どこのご家庭でも一人っ子というわけではないと思いますので、バレエを習っているお子様だけに家族の行事を全てずらしていただくのも心苦しいですからね。
それに伴い、教室では生徒全員で稽古するスペースがありませんので、外稽古と呼ばれる教室とは別の場所での練習があります。なるべく通ってくださっている生徒皆が集まりやすい場所を選んでおりますが、公共の施設は抽選ですので、どうしても車でしか行けない場所での稽古もあります。
そして教室ではない場所、そして通常レッスン以外に講師を呼ぶ関係で、直前2か月程度は週2回のお月謝を皆様から頂いております。
最後に発表会費ですが、今年はBallet Dancer史上最高値になってしまいました。。。
¥72,000/人。この金額は週1回の生徒さんが、オープニング(教室全員参加)、小品(クラス作品)、作品(今年はアリス)、フィナーレ(教室全員参加)に出演し、衣装2着分が含まれた金額です。週2回通ってらっしゃる生徒さんは、更に1着分追加、バリエーションクラスに参加している生徒さんは更に1着分追加。となるので、演目が多ければ多いほど、会費も上がってしまいます。今回は2020年開催予定で、その時の参加人数がかつてないほど少なかったこと、また1年延期になったことで膨れ上がってしまった余計な経費があった為、高額でした。次回の2023年の発表会は、もっと参加人数を増やして、会費がもう少し安く出来るよう、今から準備中です。
以上、おそらく疑問に感じていることを書いてみたブログでした。
参考になれば幸いです。
Ballet Dancer/DANCANIA 代表
天沼沙織
大学生、中学生の2人の子供を持つ母。13年前に北与野教室に移ってから、大人クラスも開講したのでそれを機にバレエを始める細い先生には程遠いが、子供好きのため、幼児、初心者のみを対象に数年前よりクラスも受け持つ現在、大人ストレッチサークル、月曜 柔軟筋トレ、F4クラス、S0クラス担当。