2020/10/08
発表会での裏方
こんにちは。あっという間に時が過ぎ、すっかり秋になりました。窓を開けても気持ちの良い気候ですね。
今回は、お衣装係の山田 seicoです。
一年間、発表会が延期になって寂しいなぁと思ってから、早半年。あっという間に、準備期間に入り込んで来ました。
とは言え、前回の怒涛の合同練習をどうしてもお衣装付きにしたかったので、ざーっと形にして皆さんに着て頂いたのです。そのおかげで、まだ残っている材料のものあり、なんとなく出来ているお衣装あり、完成したものあり?。
そろそろ、きちんと頭を整理して、まずは材料の確認からしなくてはいけませんね?。
皆さん大きくなっていらっしゃる気もして、恐ろしくもあり、楽しみでもあります?。
うちのお教室は幸せなことに、最初に講師を務めて下さっていたマッコ先生から、お教室のオリジナル作品をご披露させて頂いています。その素敵な伝統は、ありがたいことに今は寛子先生が引きついでくださり、葵先生も朝子先生もフレキシブルに振り付けに参加して下さっています。
と言うことは、なかなかレンタルのお衣装ではイメージに合わなかったり、役の動物の種類が足りなかったり?。男子も入ってきて、ついのお衣装が見つからなかったり、さらにお衣装選びが難しくなり、私の出番がやってまいりました✨。
イメージを形にすると言うのは、本当に楽しい作業なんですが、イメージを作り出すと言う時点では、いつもあーだーこーだー、ルンルンしたり、イライラしたり、痩せたり、太ったり?。
ここには長い時間がかかります。一つ一つが可愛くても、バランスを見て、最初とは全く違ったものになる事もあります。やりたい事と、出来る事も違ったり、数と作業量が噛み合わなかったり。
そんな時は、私は本を読み返します。洋書、和書、言葉が読めなくても、ありとあらゆる言語の絵本や雑誌、時には小説です。タイトルにはこだわりません。とにかくこれかなぁ?と思うものを毎回百冊ぐらいはパラパラして、役のイメージを固定させていきます。
うちのお教室には、素敵な小道具を絶妙な材料と奇想天外なアイデアで作り出してくれる、のんちゃんと言うスタッフもおりまして。彼女の作品も舞台に華を添えたり、全体の雰囲気を引っ張ったり、イメージづくりのミーティングは、いつも夢見心地で華やかです。
まずは、形、色、全体の役割、場面とのバランス。1番大切なことは、子供のテンションがお衣装で上がること。ここだけは譲れません?。
形が決まっても、それをどんな材料で形にして行くのかを決めるのも難題です。今年はコロナ渦で手芸屋さんですら、入場制限があったり、予約制だったり、きっと大変なんでしょうね〜。?
材料も、おかしなもので、探すと無いのに、ふと目に止まった布がすごく使い勝手が良く、ふた作品に渡って使ったり。イメージ通りの色がどうしても見つからず染めから作り出したり。
せっかくの舞台ですから、みんながキラッと光るお衣装を、先生方が作り出した世界観をお衣装でさらに深められるように、お子さん達の笑顔を燃料にして、そろそろエンジンを始動していきます。
敵は、この良い気候でお出掛けしたくなっちゃうところと、お昼寝が気持ちが良さそうなところですね?。少しずつと思いつつ、最後まで欲が出て、いつもラストスパートになってしまうんです。とは言え、今回は人数も沢山なので、音楽をかけて頑張りま〜す。
担当 山田 Seico
お衣装工房froggyboots 兼スタッフ
実は看護師、保健師としてもお仕事をしていて、公衆衛生についてはうるさいです。( ◠‿◠ )
大学生、高校生、中学生の母
大人バレエのクラスが開講されてから、サクラとして参加したはずが、バレエ好きが復活して、上達もしないのに、勝手に受講するクラスを増やしております。大人も一緒にやりましょう(^○^)。