介護施設のパフォーマンスを終えて(担当:天沼沙織)

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介護施設のパフォーマンスを終えて(担当:天沼沙織)

介護施設のパフォーマンスを終えて(担当:天沼沙織)
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介護施設のパフォーマンスを終えて(担当:天沼沙織)
介護施設のパフォーマンスを終えて(担当:天沼沙織)

こんにちは。Ballet Dancer代表天沼です。今年の日本の夏は、毎日夕方にスコールが降る熱帯地域のようですよね。じりじりと朝から夕方まで暑い夏も堪えますが、毎日雨の心配する夏も考えものですね。

さて、タイトルにも掲げましたが、先日、某介護施設様より依頼があり、パフォーマンスを披露してまいりました。春頃ご連絡があり、パフォーマンスの披露を依頼され、そうは言っても稽古も必要だし、どの程度の年齢層が良いのか、など色々懸念点もありましたが、結果、引き受けて本当に良かったです。まず先に感謝しなくてはいけないのは、子供たちを通わせてくださっている保護者様です。保護者様のご協力のおかげで、自宅でも稽古をしてくれた結果が教室での稽古にも表れ、稽古を始めた当初は不安しかなかった子供たちも最後はしっかり帳尻を合わせてくる、という技を身につけて披露してくれました。たった週1回50分の稽古だけでパフォーマンスを披露するのは、少々無謀かとも思ったのですが、この技を子供たち、そして保護者様が習得してくださったので、無事成功させることができました。本当に皆様には感謝しかありません。「成功した」と言い切れる証拠は、なんといってもご覧になってくださった施設の皆様の笑顔です。子供たちが振りを成功しようが失敗しようが、そんなことは全く関係ないんです。子供たちがただただ一生懸命笑顔で踊り続けること。きっとそれだけで感動を与えることが出来たのだと思います。中には涙を流す方がいらした、とスタッフから聞きました。コンクールや発表会しか披露の場所がなかった私たちにとって、今回のパフォーマンスの出来は、今までの舞台に比べると100点満点ではなかったのですが、100点満点を求められる舞台ではない、ということも大切だと感じました。それと同時に、子供たちにとっては「自分たちの頑張りは人から喜ばれるもの」という印象を与えてもらえる素晴らしい機会だったと思います。

施設にいらっしゃるご高齢の皆さまが、小さい子供と触れ合う機会は、きっとほとんどないのだと思います。それだけにこの様な交流は、きっと今回参加した全ての人の心を温かくすることができたのではないか、と考えています。これからも子供たちの活躍に益々期待したいと思います。

Learns Happily

 

Ballet Dancer/DANCANIA 代表

天沼沙織

大学生、高校生の2人の子供を持つ母。16年前に北与野教室に移ってから大人クラスも開講したので、それを機にバレエを始める。細い先生には程遠いが、子供好きのため、幼児、初心者のみを対象に数年前よりクラスも受け持つ。現在、大人ストレッチサークル、月曜 柔軟筋トレ担当。