2023/03/11
発表会(担当:山田晴子)
お久しぶりです。今回はスタッフの山田です。急に春めいてきて私は大丈夫なんですが、花粉症の家族は私の換気に文句を言っています。
今年度ももう少し、とうとう発表会まであと半年余りになって来ました。発表会と一言で言いますが、舞台を作るのは本当に長丁場です。まずは、会場を押さえるのに魔のくじ引きに1年前に行きます。一発オッケーの時ばかりでなく、くじに外れたら毎月くじ引きツアーに出掛けなくてはいけません。
会場が決まったら、演目、配役、衣装、大道具、小道具、決めることは満載です。うちのお教室の特徴の創作バレエは、振り付け担当の先生が一生懸命作成中で、子供達の人数や、年齢構成などで緻密に手直しが繰り返され、家事の間もずっと音楽をかけっぱなしよ〜。と先日のミーティングでも話してくれました。今年も、キラッキラのお衣装とポップな小物達で、舞台に花を添えたいと思っています。
お衣装もオートクチュールならではで、材料のうちから子供達の楽しみ心をくすぐり、私の頑張りの活力にするべく積極的にお教室で見せびらかします。ただ家で1人では頑張りきれないからなのですが。
子供達から、ご家族の皆様に喜んでご報告が行き、ご家族から楽しみにしていますとのお声をいただき、気力を繋ぐ日々の始まりです。
とは言え、大人と子供は理解の方法も違いますし、大人が決めた事を子供達がスッと受け入れてくれる時ばかりではありません。発表会で成長が見えるように、子供達が楽しく舞台に立ち向かう事が出来るように、先生たちは、心を尽くして発表会で使いたいパ(動き)を、レッスンに散りばめて、子供達に魔法をかけて、心と身体の成長を見守って行きます。そばで見ているスタッフとしては、頑張って舞台に出て、泣かずに舞台そでに帰ってくれば良いと思って見守っていますが、段々と仕上がるにつれて、いつも本人たちも私たちも欲張りになってしまいます。最初は出来なくても、少しずつ揃って出来上がっていく過程で、子供達は自信を付け、キラキラの笑顔を見せてくれるようになります。それは小さなお子さんも、大きなお姉さんも同じです。
あんなに、何度も同じ曲を聞くことも、あんなに何度も同じ動きをする事も、発表会の練習以外にはないのではないでしょうか?歯磨きや手洗いと同じ、体に入るまで練習しますから、音が舞台に連れて行ってくれます。身体がちゃんと動いてくれます。子供達には魔法がかかっていますからね。我が子とは度々喧嘩もしますが、子供達の楽しい報告を、たくさん聞いていただきたい。そして、その頑張りをたくさん褒めていただきたいと思います。私もそうあるように努力します。
本番は、私にとっても本番ですから、見たいシーンも見逃しますが、ゲネはいつも仲間からは目が怖いと言われ、インカムで小道具が出てませんとか言われるほど集中して見つめてしまいます。そう、そのまま本番でも同じように成功して欲しいと、いつも心からの声援を袖から送ります。
今年もあの笑顔を思い出して、スタッフ一丸となって楽しみたいと思います。応援もお手伝いも大歓迎です。どうぞ宜しくお願いします。
担当 山田 Seico
お衣装工房froggyboots 兼スタッフ
実は看護師、保健師としてもお仕事をしていて、公衆衛生についてはうるさいです。
大学生2人と中学生の母
大人バレエのクラスが開講されてから、サクラとして参加したはずが、バレエ好きが復活して、上達もしないのに、勝手に受講するクラスを増やしております。トゥシューズにも挑戦中です。大人も一緒にやりましょう。